国分寺在来の古代米「赤米」
それを育てる運動が国分寺で始まっているようです。
高等部でも、スタッフが三鷹にある「えんがわ家」さんからのお誘いを受け、種もみを分けてもらい育ててみることにしました。
種をたくさんもらったからたくさん育てよう!実験もしてみよう!と種をまきました。
本来、指で穴を四つあけて種をまくのですが、顔の形にしたり円を描くようにしたり成長の仕方に違いがあるのか実験してみる事にしました。
実験の結果、種をまきすぎて窮屈になり細く育ってしまいました。
これはまずい!ということで、栄養がいきわたるように株分けをして、バケツ3個で育てていたのを7個に分けました。
株分けをしたことによってしっかり成長するのか様子を見ることにしました。
「水がぬるかった」と言っているメンバーもいました。
実がふっくらしている穂をハサミで切って収穫する「穂刈り」をしました。
穂を一つ一つ触って確認して収穫していくのですが、一度にすべてを収穫できるわけではなく、実の大きなものから少しずつ収穫していきました。
株分けをしても栄養が足りていなかったようで、最後のほうはふっくらしている実が少なく実の入っていない殻だけのものもありました。
収穫した赤米をレポートの合間に手作業で脱穀しました。
雑談をしたり、黙々と殻をむき続けていたりしました。
殻から出てどこかに飛んで行った実をみんなで床を這って探したりもしました。
バケツ7個分から収穫できた赤米はたったの30gでした。実が細かったり色が薄いものもありました。
収穫中はたくさん収穫できたと思っていましたが、実際に脱穀してお皿にまとめてみたらとても少なく驚きました。
収穫した赤米を食べました。
赤米だけで食べるとあごが痛くなると聞いていたので白米と混ぜて炊きました。
粒が小さかったですが歯ごたえがあり、美味しかったです。
赤米だけだとあごが痛くなるというのも納得でした。